両親との話の仕方が分かりません
結婚式場と日取りを報告したところ、M氏の両親から「電話ができないか」とM氏に連絡が。
なにかマズイことをしてしまったような気配がします。
2人のことですので、私も加わってM氏のご両親と話そうかという提案もしてみたのですが、M氏は自分だけで話すから大丈夫、と言われます。話の方向次第では私が両親から責められるのではないかという危惧からの心遣いだと思います。 違うかもしれません。
M氏が自分の部屋で、両親とスカイプで話しているのを聞き耳を立てたり立てなかったりしながら待ちます。漏れ聞こえてくる内容から、どうやら場所についてご両親が難色を示しているらしいことが分かります。
「なぜ神奈川で挙げるのか」「それはいい場所を選んでいたら、その場所がたまたま神奈川だっただけで、神奈川で挙げるつもりで選んだわけではない」…みたいなご両親とM氏との会話が聞こえます。
…ご両親の立場としてみては、嫁の実家の近くというのはそれはそうなのかもしれないなと自分の考えの浅さに反省をしました。
話が終わったM氏は「話が通じない」と怒っていました。
M氏から話を聞くところによると、やはり神奈川の式場がネックになっているとのことでした。話がついたというよりも、沈黙の時間が続いてスカイプを切られてしまったようです。
しばらくしてから冷静に2人で話し合います。
M氏が申し訳なさそうに言います。
「説得は難しいので三渓園は諦めるしかないと思う。」
私もここで無理を通して結婚式場が起因で今後ずーっと義理の両親との禍根が残るのは望むところではありません。今後も仲良くしていくためには考え直しが出来るところです。
M氏が更に申し訳なさそうに言います。
「ごめんね」
なんだかちょっと泣けてきました。
別にM氏が悪いわけではなく、ただちょっと我々が想像してなかった事態で、なんかもう仕方ない話なんだからM氏の落ち度なんてひとつもなく、むしろ両親相手に頑張って話してくれてとてもありがたかったというのに。
右も左も分からない我々はまた結婚式場探しに戻ることにします。